メニュー

ホーム

すべてのページ

外観

位置:🇺🇸 アメリカ合衆国
メインサイト gistwillan.top
ブログに戻る
メール · 約 4 分

メールが迷惑メール扱いになったら、送信 IP の 3 点を確認する

PTR、SPF の参照回数上限、DMARC の導入順。文案を書き換える前に見るべき 3 点です。

データセンターのネットワーク列
Robert.Harker · CC BY-SA 3.0 Wikimedia Commons

トランザクションメールが届かなくなると、まず本文を書き換えたくなります。しかし 10 回中 9 回、受信側は本文を読んでいません。本文が問題になる前に、誰がどこから接続してきたかで判断しています。

受信サーバーが本文より前に走らせる 4 つの検査
順序が重要です。まず PTR と SPF、次に DMARC。逆にすると問題が隠れるだけです。

1. 最初に見られるのは PTR

受信サーバーは IP を逆引きし、SMTP の挨拶で使われた名前と照合します。クラウドの既定の逆引きは ec2-13-52-1-9.compute-1.amazonaws.com のような形で、あなたのドメインとは無関係に事業者を宣伝しているだけであり、多くのルールが即座に減点します。自分が管理する mail.example.com に設定し、HELO 文字列をそれに完全一致させてください。HELO と PTR の不一致は、フィルタが使える最も安価な信号の 1 つです。

PTR は通常自分では設定できません。VPS ならサポートチケット、クラウドなら固定 IP の設定項目です。事業者が設定自体を拒むなら、その IP 空間を何に使わせるつもりかが分かります。

2. SPF の参照は 10 回が上限

SPF の評価では include、a、mx、ptr をすべて解決し、RFC 7208 が DNS 参照の合計を 10 回に制限しています。超えると permerror になり、受信側は失敗として扱います。しかも permerror を監視している人は少ないため、静かに失敗します。マーケティング、ヘルプデスク、CRM の include を重ねるだけで、手動で何も足さなくても上限に達します。

include を足す前に参照回数を数え、可能なら平坦化してください。事業者が固定レンジを公開しているなら、include を入れ子にせず ip4: で列挙します。上限ぎりぎりなら、正直な対処は「使う事業者を減らす」ことであり、上限を上げることではありません。上げられません。

3. DKIM を先に、DMARC は段階的に

DKIM は TXT で公開した鍵でメッセージに署名します。現在は 2048 ビットが標準です。よくある失敗はセレクタをローテーションした当日に古いレコードを消すことで、輸送中のメールがすべて検証に失敗します。古いセレクタは最低 1 週間残してください。

DMARC はその上位で、SPF も DKIM も From ドメインと一致しない場合の扱いを指示します。p=none と rua から始めて 2〜3 週間レポートを集め、その後 quarantine、最後に reject へ。観測期間を飛ばすと、reject に切り替えた日に「請求システムが何年も未認証の中継から送っていた」ことに気づくことになります。

4. 共有 IP か専用 IP か

  • 共有プールは安価で温まっていますが、評判の一部は隣人のものです。1 つの改ざんされた WordPress が全員の配信に影響します。
  • 専用 IP は評判ゼロから始まります。初日に 1000 通送れば速度制限を受けます。1 日数十通から 2〜3 週間かけて育ててください。
  • IPv6 の送信には独自の評判があります。IPv4 で潔白な履歴があっても、新しい IPv6 アドレスでは新規扱いです。
  • 多くの VPS・クラウドは 25 番ポートを既定で塞いでいます。インスタンスから送るなら、コードを書く前にチケットを切ってください。

5. 他の何かを調べる前にブロックリストを確認

Spamhaus ZEN、Barracuda、AbuseIPDB で IP を確認し、周囲の /24 も見てください。スパム送信者は 1 アドレスしか買わないことが少ないため、レンジ単位で運用しているリストがあります。新規登録には多くの場合解除フォームがあり、解除したら原因を突き止めてください。原因を直さない解除は 1 週間ほどで元に戻ります。

ipbox.one の DNS 照会ツールは DNS-over-HTTPS で A・AAAA・MX・TXT・NS を引けるので、上のチェックリストをたどりながら、ブラウザから SPF、DKIM セレクタ、DMARC レコードを直接読めます。

関連記事